当館おける食物アレルギー対応
ポリシーについて
お客様の安全を最優先とし、適切な食物アレルギー対応の重要性を認識し、料理を安全に召し上がっていただくために「食物アレルギー対応ポリシー」を定めます。
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(1) 食品表示法で定められているアレルゲン
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Ⅰ.特定原材料7品目・・・製造者に表示義務
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに
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Ⅱ.特定原材料に準ずる21品目・・・製造者に表示推奨
鮑、いか、いくら、さけ、さば、牛肉、豚肉、鶏肉、オレンジ、りんご、バナナ、キウイフルーツ、もも、大豆、ごま、カシューナッツ、くるみ、やまいも、まつたけ、ゼラチン、アーモンド
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(2) 弊社の基本的な考え方
当館の食物アレルギーをお持ちのお客様への飲食物の提供にあたりましては、お客様の安全を最優先とすることを基本方針としておりますが、次の事項について予めご了承ください。
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Ⅰ.食物アレルギー対応の食事の提供を求められた場合、特定原材料7品目を除く 『低アレルゲンメニュー』の提供のみとして、それ以外の対応は原則として対応できません。ただし、現在は、「小麦粉」と「お出汁などへの食材使用」に関しましてもご対応ができかねます。
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Ⅱ.当館では、同一厨房で様々な食材を使用しているため、調理器具等を食材ごとに専用のものを使用していません。このため、原材料として使用していない食材が微量に混入することを確実に防止することは出来ません。当館の事情をご理解いただき、ご提供する料理の原材料として使用していない食材が微量に混入する可能性がございます。そのため、当館はアレルギー物質を完全に除去した料理を提供できない施設で あることを通知申しあげます。
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(3) 食物アレルギー対応メニューについて
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Ⅰ.表示義務のある特定原材料7品目を除去した『低アレルゲンメニュー』をご提供いたします。
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Ⅱ.特定原材料7品目以外の品目につきましては除去しておりません。
特定原材料に準ずるもの 21 品目については表示義務がなく、取引先から正確な情報を入手することが困難な場合があるため、当館では原則として、表示義務がある特定原材料 7 品目を除去した『低アレルゲンメニュー』のみの対応となりますことを予めご了承ください。
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Ⅲ.重度な食物アレルギー症状を持つお客様は、ご自身での安全な食品(レトルト、冷凍など)を持ち込み同じ席にて飲食していただく事は可能とさせていただきます。
ご予約時及びホテルチェックイン時に申し付けください。電子レンジ及び湯煎などの加熱のお手伝いをさせていただきます。
お持ち込みが可能なレトルトパウチ食品等は、熱溶融により密封され、加圧加 熱殺菌された未開封のものに限らせていただいております。お客様自身でご調製された食品のお持ち込みは、食品衛生管理上の理由によりご遠慮いただいております。 -
Ⅳ.ご予約時もしくはご利用の5日前までに具体的なアレルゲンをお申出下さい。
なお、4日前以降の申し込みはお受けできません。(Ⅲの持ち込み食品等はこの限りではありません)ただし、現在は、「小麦粉」と「お出汁などへの食材使用」に関しましてはご対応ができかねます。予めご了承いただけますようお願いいたします。
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Ⅴ.使用食材については、製造元および納品元からの情報を基に確認しております。
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(4) お客様より当館にご開示いただく情報について
お客様より食物アレルギーに関するご相談をいただく際には、事前に必要な情報をご開示いただけるようお願いしております。必要な情報の一例として、 以下をご参考くださいませ。
- 食物アレルギー反応のある食材等の情報
- 日頃の食事メニューや食事方法などの情報
- 以前に他の施設をご利用された際の食事メニュー例に関する情報
- アナフィラキシーショックを起こした場合の対処方法について (※エピペンを持参され、お付き添いの方が使用できるかどうか)
- その他、個人的に当館が把握しておくべき情報など
以上の通り、当館は、厨房内の施設環境により食物アレルギーへの対応には限りがございます。ご提供が可能な範囲内において、料理のご用意をいたしておりますが、ご利用にあたっては、お客様自身のご体調や主治医とご相談の上、ご判断をいただきます。症状によってはご利用をお断りする場合がございますので予めご了承くださいませ。